笹目理容室

書き書き、かきかき、カキカキ。

笹目ヤヤはどうしてニーソを履くのか

 


皆さんこんにちは、たけしです。

さっきふと僕が1番好きなキャラクターであるハナヤマタの紫髪ツンデレJCこと『笹目ヤヤ』についていろいろ考えていた時、あることを思いつきました。

 

 

 

 

なぜ、彼女はニーソックスを履いているのだろうか。

 


f:id:sasameboy:20200409150156j:image

 

 

そんなことどうでもいいやん、なんかアニメに出てくるツンデレってだいたいニーソ履いてるしその暗黙のルールに合わせただけやろみたいに思う人は思うかもしれません。

でも長いこと彼女に対して恋愛的な感情を抱いている僕はそんな事ない、絶対深い理由があるだろ!みたいな感じになってしまって妙に気になっちゃうんですよ。

中学生高校生問わずだいたいそういう年頃の女の子はソックス、ハイソックス、ニーソックス、もしくはハナヤマタに登場するハナちゃんのようにタイツを履く人種に大まかに別ける事が出来ます。アニメ作品に出てくる女の子というのは大抵がハイソックスを履いている子が多いです。

 

おい、他の作品はどうなんだ?って言われるとガチでぐぅの音も出ないので今回はハナヤマタの世界限定の話で進めていきます。

 

 

 

 



f:id:sasameboy:20200409150508j:image

 

 

笹目ヤヤというキャラクターの性格について。

 

アニメ本編を一通り見てもらえれば分かると思うのですがヤヤはとても意地っ張りです。まぁ『ツンデレ』という文字を見れば何となく想像はつくと思いますが…。

ですがヤヤは学校内のみんなの憧れ的な存在でもあります。頭脳明晰、眉目秀麗、そしてとにかく何でもこなしてしまう手際の良さ、バンドのドラムを担当していて作詞も出来る。

憧れない訳がありませんよね、中学2年生にしてひのうちどころがない女の子って凄いですよ。現実にそんな子いたら僕惚れちゃいますね。まぁ惚れてるんですけど!!!!!!(ひのうちどころがないっていうのはあくまで表面上の話ですが)

 

 

 

 

話を戻しますが…、あの性格、そしてヤヤ自身に対する周りからの尊敬と期待の目線、それらを踏まえると何となくヤヤの考える事というのは分かってきます。

ヤヤはこれでもかってぐらい自尊心が強いです。中学生という複雑な年頃ですから周りに合わせたくない、という気持ちも本人の心のうちにはあるのでしょう。

その証拠としてヤヤは作中、「ほら、私って美人で何でも出来るじゃない!」みたいな発言を結構頻繁にするんです。

作品を一度全部見て頂けると分かるんですが、ヤヤはかなりのナルシストです、えぇ折り紙付きの。

 

 

でも彼女を掘り下げてみるとかなりの弱点がボロボロと出てきます。

作文コンクールでは凄く優秀な成績を残していたり、作詞でも物凄く良い歌詞を作っていたり(コドクシグナルの作詞は作中だとヤヤがやったという設定になっている)、それなのに彼女は猛烈に字が汚いんですよね。お店の前で待っている客の呼び出しなどでヤヤではなく「カカ」と呼ばれるほどに…。

でも彼女自身がとても才能を兼ね備えている子なのでそれに歯向かったりするような子も居ないわけです。ですから彼女は字が汚いというのを自覚していなかったのだと思います(でも現実的に考えたら文字が汚いならお母さんやお父さんが指摘するでしょうから、おそらく汚いのは自覚しているが彼女のツンデレな性格ゆえに治すことが出来ないのではないでしょうか…)。

 

 

 

 

 

 

あと、ヤヤってハナヤマタ第7話まではやたらパーカーのポケットだったり制服のカーディガンのポケットに手を突っ込むんですよ。(下記の画像参照)


f:id:sasameboy:20200409154636j:image


f:id:sasameboy:20200409155053j:image


f:id:sasameboy:20200409155105j:image

 

これ、いろいろなサイトを見ていただくと分かるのですが四六時中、春夏秋冬関わらずポケットに手を入れる子って「自分に対して自信ない」っていう気持ちの現れなんですよね。強がってはいるけど自分は1人になると何も出来ない事を知っている、だからこその行動(というよりは癖)なんだと思います。(もしかしたら単純が季節が夏になったからポケットを入れなくなったというのもあるかもしれませんが)

 

じゃあ何故、7話から彼女はあんまりポケットに手を入れなくなったのか、それはやはり、なるとハナと本気でぶつかり、喧嘩をしたという所にあるのではないでしょうか、なるは小学生時代からの親友ですし、ハナに対しても自分と似た思考回路を持っているというのが分かってからは敵対視というのはしませんでした。自分のとことん素直じゃない性格が招いた事態だったからこそ、彼女はこの件を糧にしてとてつもない成長をしたのではないかなと思います。7話の作中で「ヤヤちゃんって真面目さんで強い子だから独りで解決しようとしてるんじゃないかな」って言ってるんですが、まさにその通りでヤヤの中に『誰かに相談する』という選択肢がないからこそこの件は起きてしまいました。だからこそあの屋上でなるとハナと打ち解けた時に彼女は初めて人前で泣けたんだと思います。

 

そしてその1件以降、彼女が少なくともよさこい部の前では(例え私服でも)手を入れるという仕草をしなくなりました、よさこい部の活動は前々から薄々支援していましたがその1件以降のヤヤは部活動に物凄く献身的になっています。おそらくこれはみんなに迷惑をかけてしまったからお詫びをしているというのもあるでしょうが、それと同じくらいバンドでの経験をよさこい部でもなんとか生かせないかなっていうヤヤの考えもあるんだと思います。なんか中途半端に説明するのもアレな気がするのであとは本編を見て感じてください(投げやり)。

 

 

なんかまた話が逸れちゃいましたね。

やっぱり好きな女の話になると勝手に盛り上がって本題とは違う方向に話題が逸れちゃうんですよね…。

 

では今度はヤヤの精神面から全てを見るのではなく、身体面から見えてくる彼女の心理について見ていくんですけど、ヤヤってこれでもかってぐらい凄く身体の変化に敏感なんですよね(女の子なら誰しもそうかもしれませんが…)、ハナヤマタ第8話でもポロッと「私がどれだけ苦労してると……」とつい本音を漏らしてしまう場面があります。

彼女の容姿の綺麗さは彼女自身の努力によるものなんです。よくアニメとかでありがちな天性の恵みという訳では無いという事ですね。まぁそういう身体のラインとかって自分の努力で調整していかないとどうにもなりませんからヤヤは「そういう事を怠ったら自分の社会的生命が終わる!!」ってレベルで考えているのかもしれません。なると多美がダイエットするとなった時、ヤヤはコーチみたいな感じで指導してましたけどめちゃくちゃスパルタになっていましたからね…、いくら親友とは言えども容赦はしない姿勢、それくらいボディラインなどには気を使っているとも言えます。ダイエットしたいとなったらとことん付き合ってくれる、ヤヤの良いところが見れるシーンでもありますね…。


f:id:sasameboy:20200409155428j:image

 

さて、そう考えてみると彼女がニーソックスを履く理由が何となく分かってきました。

ハイソックスもしかりですが、あのような長い靴下って足(というよりふくらはぎや太もも)のラインを綺麗に見せてくれるんですよね。ハナヤマタに出てくるキャラクターの中でもなるちゃんや多美さんっていうのはあんまりそういうものに無頓着な部分(そこまで気にしない部分)がありますから何とかなくみんながそれを選んでるから私もこれにしようみたいな部分があったのかもしれませんが、ヤヤに関してはおそらく「自分を綺麗に見せるため」って理由でニーソックスを選んだのではないかなぁという気がします。あとはハナヤマタの本編見てるとだいたいの女の子はハイソックス履いてますし、やっぱりそういうところでもヤヤ特有の「周りと一緒なんて絶対に嫌!!」っていう意地張りな部分が発動したのでしょうね。個人的にはニーソックスの先端からちょっとはみ出る太ももの肉の感じがたまらねぇな〜ってなります。

 

ハナヤマタに出てくるキャラクターの中で1番現実味があるキャラクターという事で名高いキャラですが、いろいろ掘り下げてみると本当にその通りでびっくりしちゃいますね。

 

 



f:id:sasameboy:20200409161250j:image

 

 

あとこれはついでって感じの話題なんですが、笹目ヤヤというキャラクター、ほんとに本編でもゲームでもかなり感情が表に出やすいタイプなので、第7話までのツンデレっぷりはどこに行ったってぐらい、番宣のポスターだったり雑誌等の版権イラストを見るとニコニコしてたり楽しんでたりするんですよね。ヤヤにとってハナヤマタ第7話での一連の物語がどれだけ大きなものだったのかというのを実感できます。あの後、ヤヤはよさこい部のメンバーに対して素直に物を言うようになりますからそこからヤヤのことを好きになったって人もいるのではないかと思います。ハナヤマタ全体通して見てもヤヤはツンツンデレデレの方面ではめちゃくちゃに感情が豊かです。ハナとほぼ同等レベルで感情豊かです。

だからこそOPの最初のカットではあの2人が一緒に描かれているのかもしれません。最初の時点ではハナのことを目の敵のように嫌っていたのに11話や12話の時には誰よりもハナを心配したりしていましたからね笑。

そう考えてみるとこういうキャラクター同士の関係図的なのが一目で分かるように構成されているこのOP映像も魅力が詰まってるよなぁ〜と常々思います。


f:id:sasameboy:20200409160338j:image


f:id:sasameboy:20200409160342j:image

 

 

いや、ほんとに可愛い。ガチで可愛い。

好き。